講師からのメッセージ

2023 受験号

先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

中山遼平先生

中山なかやま 遼平りょうへい 先生
/ 北大前本部校所属

北海道大学工学部
札幌南高校卒(北海道)

最近刺激を受けたことは旅行で行った東京とのこと。どこまでも続く街並み、人・人・人の波。「すっかりお上りさんでした(笑)。」

これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。

中山遼平先生

高校受験では部活(吹奏楽部)の引退が中3の10月ごろだったので受験準備にかける時間が少なかったことです。その分短時間でも集中して勉強したことや塾(駿台)では苦手な国語に絞って対策をしたことなど計画的に勉強することで何とか乗り越えたという感じでした。

独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。

中山遼平先生

どの科目でも前日にできなかった問題を次の日に繰り返し解いてから次へ進むといったサイクルで問題集などをこなしました。他には英単語は書きながら覚える、メモなどに「間違えリスト」をつくる。また常に普段の学校での授業を無駄にしないよう心がけました。集中して聞くのはもちろん、今日の勉強は単元全体のどの部分なのかといった全体から落とし込んでその日の授業を理解するよう意識し、授業後は必ず授業内容の振り返りをしました。30秒でも振り返るだけで効果がありました。とにかく日々の授業を無駄にすることはもったいないことだと思います。

勉強以外のことでも受験勉強に役立ったと思うことはありますか。

中山遼平先生

小学3年生から始めて高校卒業まで続けた吹奏楽です。パートはずっとチューバでした(笑)。数十人集まっての合奏練習ではとにかく練習時間が長いのですが、それでも集中力を切らさず取り組み、全体を見ながら行動する。そして毎日練習の繰り返し。まさに『継続は力』でした。

駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。

中山遼平先生

入試が目前に迫ってきて焦る気持ちがあると思いますが、まずは生活のリズムを崩さないこと、特に睡眠時間を削らないこと。毎日勉強すること。詰まったときは周りの友達や先生に話しを聞いてもらうなどして気分転換を図ろう。行きたい学校とそこでやりたいことがあると思うので、その思いを忘れずに勉強してもらいたいです。応援しています!

具体的なアドバイスありがとうございました。

講師からのアドバイス
『冬休みの学習について』

小学生のキミへ

円山公園前校講師
北海道大学法学部 / 黒川 史暉

いよいよ冬休みがやってきます。クリスマスやお正月など楽しい行事がありますが、楽しむためには体調管理がとても大切です。外出後の手洗い・うがいはもちろんのこと、寒気を感じたら上着をしっかりと着て、風邪を引かないように心がけましょうね。

そして勉強も忘れてはいけません。学校の宿題や塾の勉強は毎日少しずつ取り組んでいくことで、普段の自分の勉強の調子を崩さずに冬休みを過ごせることでしょう。宿題を休みの最終日に慌てて全部することはないようにしてくださいね!

最後に受験生の皆さんに、中学受験を乗り越えた先輩としてのエールを贈ります。入試の日が近づいてきており、緊張をしながら毎日を過ごしていると思います。でもその緊張は悪いことではなく、期待の裏返しです。頑張ってきたからこそ緊張をするのです。どうぞ努力を続けて入試の最終日まで駆け抜けてくださいね。幸あれ!

中学1・2年生のキミへ

月寒中央校講師
北海道大学総合理系 / 岩崎 尊

中学1・2年生の皆さん、もうじき冬休みが始まります。冬休みはリフレッシュと学習の両方を楽しむ大切な時間です。充実した冬休みを過ごすために、目標をもって学習してほしいと思います。

皆さんは冬休み明けには定期テスト、その先には進級を控えているでしょう。冬休みにはテスト対策や苦手分野の克服など、何か目標をもって臨んでほしいと思います。目標を持つと、それを達成するために具体的な計画ができるかと思います。冬休みには勉強をすることのできる時間が限られていますので、少しずつ積み重ねていくことがとても大事です。1日に3時間だったとしても、20日間行うと60時間と相当な量になります。コツコツ勉強をして最終日に目標を達成できるようにしましょう。

充実した冬休みを過ごして、万全な状態で新学期を迎えられるようにしましょう。

中学3年生のキミへ

平岡校講師
北海道大学文学部 / 小島 隆之助

もうすぐ冬休みですね。受験への不安が募る時期だと思います。やるべきことが多すぎて、何から手をつけて良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

私から一つアドバイスできることがあります。それは目の前の勉強を全力でやり切ることです。解いた問題は徹底的に復習して、受験本番でも解けるような状態にしましょう。

「この問題、見たことあるのに解けない」というのは大変悔しいと思います。「今解いている問題が受験本番で出る!」という意識を持って勉強しましょう。

嘘みたいな話ですが、私は1週間前に解いた古文の問題と全く同じ文章が受験本番で出た経験があります。そしてその問題を10分足らずで解ききり、満点を取ることができました。

「人事を尽くして天命を待つ」

最後まで自分を信じて、努力を尽くした人を神様は見てくれるはずです。残り短い期間、後悔のない日々を過ごしましょう。

高校1・2年生のキミへ

新札幌校講師
北海道大学医学部 / 青柳 佑亮

高1生のみなさんへ。この冬はこれまで学習した範囲を復習しましょう。これからはさらに忙しくなります。英数ともに冬までに学習した内容を腰を据えて勉強し直す機会は多くはありません。ここで必ず不明点をなくしておきましょう。勉強に疲れたら自分の将来のやりたいことについても考えてみましょう。モチベーションが上がるはずです。

高2生のみなさんへ。1年後は共通テストです。目標が定まってきた頃だと思います。目標に向けまずは基礎的な力をつけましょう。半年後に焦っても遅れはなかなか取り戻せません。基本的な問題の解き方や考え方を復習する時間にしましょう。

最後に、駿台を上手に使いましょう。たくさん自習に来てわからないことや不安な部分があれば質問をしてください。理解してもらえるよう、必ずサポートします。

みなさんがそれぞれの目標を叶えることができるよう、応援しています。

高3受験生のキミへ

北大前本部校講師
北海道大学大学院理学院 / 山根 斗和

高3生の皆さん、だんだんと受験が近づいて来ましたね。もう過去問演習には入りましたか。難関大学の受験を考えている人はオープン模試の受験はしましたか。夏休みが終わり、応用問題への演習をしていると思いますが、基礎固めが終わった皆さんはこれまでと解説や模範解答の見え方が変わっていると思います。苦しい夏休みを乗り越え、精神的にも学力的にも伸びを実感できはじめるのが今頃です。模擬試験などで浪人生との力の差を感じているかもしれませんが、現役生はこれからが本番なので自分を信じて頑張りましょう。

そして、皆さんはこの時期にやっておかなければならないことがあります。それは、志望校の出願時期の確認です。一部の大学では共通テスト前に出願が締め切られることがあります。出願する大学を考える際には必ず確認しておきましょう。

皆さんの秋が本番での活躍に繋がることを期待しています。

講師からのメッセージ

2023 夏号

先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

藤本真歩先生

藤本ふじもと 真歩まほ 先生
/ 新札幌校所属

北海道大学法学部
松山東高校卒(愛媛県)

かなりマンガを読まれるとのこと。新しい価値観や考え方に触れられるのが楽しみだそうです。

これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。

藤本真歩先生

メンタルの管理やモチベーションの維持が大変でした。成績も気分も浮き沈みがありましたが、「平均点+20点」などの目標を常に持つようにしていました。

独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。

藤本真歩先生

暗記が苦手だったので問題集を周回したり、覚えていない箇所に付箋を貼って定期的に復習したりしました。付箋を自分のルールで色分けすることで「まだ覚えられていない!」と悔しくて覚えるようになりました(笑)。あと分からないことはとりあえず調べる。自分の手で調べると手間がかかる分覚えることができました。

勉強以外のことでも受験勉強に役立ったと思うことは何ですか。

藤本真歩先生

一つは目標が似ている友人がいたことです。目標が似ているからこそ励ましあったり一緒に勉強に取り組んだりしやすく、前向きに勉強できました。「勉強クイズ」を出しあって楽しみながら知識を身につけられたのもよかったです。もう一つは気分転換の方法を確立しておいたことです。受験中に心が沈むときは必ずあると思うので、そんなときに不安を解消できる手段はあった方がいいと感じました。私は人に不安を話したり美味しいものを食べたりしていました(笑)。

駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。

藤本真歩先生

これから部活動が終わり受験勉強も本格化していきますが、受験のプレッシャーで押し潰されそうになったら一息ついて自分のことを少し離れて見てみるとよいです。今までどれだけ頑張ってきたか、その結果どれだけ成長できたか、ひと月前は解けなかった問題が解けるようになった、英文を諦めずに最後まで読めるようになった…など、必ず成長しているはずです。そして絶対にこれからも成長できます。不安なことや困ったことがあればいつでも相談してください。必ず力になると約束します。保護者の方も私たち講師一同も、みなさんのことを大切に思っています。みなさんの受験が納得のいく結果となることを信じて応援しています。

力強いアドバイスありがとうございました。

講師からのアドバイス
『夏休みの学習について』

小学生のキミへ

月寒中央校講師
北海道大学水産学部 / 大口 真奈

新型コロナウイルスの流行による行動制限も解除されつつあり、今まで我慢してきたことが出来る夏休みになりそうですね。そこで、みなさんには遊びと勉強のメリハリを付けながら楽しい夏休みを過ごしてほしいです。

具体的には、涼しい午前中に勉強を行う、必ずプリントを2、3枚進めてから遊びに出かける、などの約束を作りましょう。そのためには夏休み初日に計画を立てる必要があります。また、勉強する科目にかたよりをなくすために、国語と社会を勉強した次の日は算数と理科に取り組む…などと科目を交互に進めるとまんべんなく進められるのでおすすめです。二学期に向けて苦手な分野をなくして、夏休み明けの授業でいいスタートが切れるようにしていきましょう。

宿題がわからなかったり、もっと問題演習したい!など要望があれば遠慮なく駿台に来て先生に聞いてください。たくさん良い思い出を作ってくださいね。

中学1・2年生のキミへ

平岡校講師
天使大学看護栄養学部 / 西山 弥伶

今年も夏がやってきました。楽しい行事を待っている人も多いと思います。そんなみなさんに一つお願いがあります。

それは計画をしっかりと立てた夏休みにしてほしいということです。夏明けには学校でのテストが再び近づいてきます。夏休みの課題もたくさん出るでしょう。計画を立てなかったらすぐに時間が過ぎてしまいます。今まではコロナもあって、したいことができずに我慢してきた人も多いと思います。コロナが明けてきた今、思いっきり楽しんでほしいからこそ計画を立てて勉強と遊びを充実させてほしいと思います。

計画の立て方の注意点として、必ずやり遂げられる計画を立てましょう。明日までにこのテキスト30ページ終わらせる!などの無理をした計画は絶対やめましょう。自分ができる範囲で計画を立て、やり遂げた後の達成感を得ることはとても大切です。

みんなで充実した夏を過ごしましょう!

中学3年生のキミへ

新札幌校講師
北海道大学法学部 / 佐藤 太生

受験に向けてプレッシャーに戦いながら勉強に励んでいることと思います。内申点と当日の試験で高得点をとり、志望校への合格を目指しているでしょう。夏休みは一つの山場であることは間違いないですが、それは各校舎の先生から耳にタコができるほど聞いていると思います。そこで私からは、受験の別の意味での「試験」を紹介したいと思います。

「中学校に提出する出願票に志望校の名前を書くこと」
あなたは自分の志望校の名前を、自信をもって書くことができるでしょうか。そのタイミングで自信をもって書くことができるようになりたいものです。

「試験当日、最初の教科の出来が悪かった時」
もちろん、不安になるものです。ですが引きずらずに「自分は大丈夫」と試験教室で思いたいものです。

二つ例を挙げましたが、いずれにせよ「夏休みにこれだけ努力したのだ」と思えることがその後の自信に、つまり道コンでは測れない精神力を形作ると思います。ふと迷いが生まれたときにでも思い出してもらえると幸いです。一緒に受験を乗り越えましょう!

高校1・2年生のキミへ

北大前本部校講師
北海道大学文学部 / 奥本 和志郎

高校1・2年生の皆さん、もうじき夏休みが始まります。学校でも講習会や、夏期期間中の課題で忙しいかと思いますが、コロナが落ち着いてきてから初めての夏休み、遊びも勉強も全力で取り組んでほしいと思います。

来年ないし再来年に受験を控えるみなさんにとって、周りにいる未来の受験生と差をつけるのはこの夏です。難関国公立大学を目指すには高校1年生の夏から学習に向かうことが望ましく、ギリギリ最後のタイミングが高校2年生の夏休みです。

「まだ受験生じゃないのに勉強しなきゃいけないの?」と感じる人もいるかもしれませんが、高校生の学習内容は、すべてが受験に直結します。もう一度振り返って学習し直す時間は、もうこれから先に取れないかもしれません。それこそ、受験における得点の「土台」となる部分です。

少なくとも「英語」「数学」をしっかり固め、「土台」を築き上げて受験に向けた学習を開始してほしいと思います。駿台の自習室は快適で学習しやすい環境なので、ぜひ学習しに来てください。講師一同、お待ちしています!

高3受験生のキミへ

円山公園前校講師
札幌医科大学医学部 / 大熊 健斗

高3生の皆さん、受験勉強は順調に進んでいるでしょうか。

「受験生の夏休みは基礎を固めることが大切である」とよく言われることが多いですが、基礎固めをするポイントは「なぜそうなるか」という理屈を考えることです。解答、解説に載っているものをただ鵜呑みにするのではなく、どの段階で自分がつまずいているか、あるいはミスをしているのかを可能な限り丁寧に分析しましょう。そして、それを理屈で人に説明できるかを確認するような勉強がこの時期に不可欠だと思います。

大学受験に向けた勉強の日々は辛くて苦しいものです。そして、受験勉強で得た知識や考え方の多くは今後使わないかもしれません。しかし、受験結果がどうであっても後で「自分はあの時最後まで精一杯やったんだ」と胸を張って言えることができたのならその経験が今後の人生において役に立つ時がきっと来ると思います。

皆さんの夏休みが充実した、有意義なものになるように応援しています。

ページの先頭へ
お気軽にお電話ください
0120-54-3229