先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

中山 遼平 先生
/ 北大前本部校所属
北海道大学工学部
札幌南高校卒(北海道)
最近刺激を受けたことは旅行で行った東京とのこと。どこまでも続く街並み、人・人・人の波。「すっかりお上りさんでした(笑)。」
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これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。
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高校受験では部活(吹奏楽部)の引退が中3の10月ごろだったので受験準備にかける時間が少なかったことです。その分短時間でも集中して勉強したことや塾(駿台)では苦手な国語に絞って対策をしたことなど計画的に勉強することで何とか乗り越えたという感じでした。
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独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。
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どの科目でも前日にできなかった問題を次の日に繰り返し解いてから次へ進むといったサイクルで問題集などをこなしました。他には英単語は書きながら覚える、メモなどに「間違えリスト」をつくる。また常に普段の学校での授業を無駄にしないよう心がけました。集中して聞くのはもちろん、今日の勉強は単元全体のどの部分なのかといった全体から落とし込んでその日の授業を理解するよう意識し、授業後は必ず授業内容の振り返りをしました。30秒でも振り返るだけで効果がありました。とにかく日々の授業を無駄にすることはもったいないことだと思います。
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勉強以外のことでも受験勉強に役立ったと思うことはありますか。
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小学3年生から始めて高校卒業まで続けた吹奏楽です。パートはずっとチューバでした(笑)。数十人集まっての合奏練習ではとにかく練習時間が長いのですが、それでも集中力を切らさず取り組み、全体を見ながら行動する。そして毎日練習の繰り返し。まさに『継続は力』でした。
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駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。
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入試が目前に迫ってきて焦る気持ちがあると思いますが、まずは生活のリズムを崩さないこと、特に睡眠時間を削らないこと。毎日勉強すること。詰まったときは周りの友達や先生に話しを聞いてもらうなどして気分転換を図ろう。行きたい学校とそこでやりたいことがあると思うので、その思いを忘れずに勉強してもらいたいです。応援しています!
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具体的なアドバイスありがとうございました。
先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

藤本 真歩 先生
/ 新札幌校所属
北海道大学法学部
松山東高校卒(愛媛県)
かなりマンガを読まれるとのこと。新しい価値観や考え方に触れられるのが楽しみだそうです。
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これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。
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メンタルの管理やモチベーションの維持が大変でした。成績も気分も浮き沈みがありましたが、「平均点+20点」などの目標を常に持つようにしていました。
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独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。
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暗記が苦手だったので問題集を周回したり、覚えていない箇所に付箋を貼って定期的に復習したりしました。付箋を自分のルールで色分けすることで「まだ覚えられていない!」と悔しくて覚えるようになりました(笑)。あと分からないことはとりあえず調べる。自分の手で調べると手間がかかる分覚えることができました。
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勉強以外のことでも受験勉強に役立ったと思うことは何ですか。
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一つは目標が似ている友人がいたことです。目標が似ているからこそ励ましあったり一緒に勉強に取り組んだりしやすく、前向きに勉強できました。「勉強クイズ」を出しあって楽しみながら知識を身につけられたのもよかったです。もう一つは気分転換の方法を確立しておいたことです。受験中に心が沈むときは必ずあると思うので、そんなときに不安を解消できる手段はあった方がいいと感じました。私は人に不安を話したり美味しいものを食べたりしていました(笑)。
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駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。
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これから部活動が終わり受験勉強も本格化していきますが、受験のプレッシャーで押し潰されそうになったら一息ついて自分のことを少し離れて見てみるとよいです。今までどれだけ頑張ってきたか、その結果どれだけ成長できたか、ひと月前は解けなかった問題が解けるようになった、英文を諦めずに最後まで読めるようになった…など、必ず成長しているはずです。そして絶対にこれからも成長できます。不安なことや困ったことがあればいつでも相談してください。必ず力になると約束します。保護者の方も私たち講師一同も、みなさんのことを大切に思っています。みなさんの受験が納得のいく結果となることを信じて応援しています。
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力強いアドバイスありがとうございました。