講師からのメッセージ

2024 夏号

先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

藤本真歩先生

市村いちむら 風花ふうか 先生
/ 月寒中央校所属

北海道大学大学院文学院人間科学専攻
室蘭栄高校理数科卒(北海道)

好きな時間の過ごし方はYouTubeでクイズチャンネルを見ながらハンドメイドをすること。「エンタメとしても面白く知識としても勉強になり気づいたら没頭しています」

これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。

藤本真歩先生

中学では勉強は得意でしたが高校で挫折。センター試験ひと月前の模試で壊滅的な結果をとり、そこから3週間ほど毎日13時間くらい勉強して…。無事に合格し、あの時の努力があったから今の自分があるけどもう少し早く取り組んでいればという後悔も若干あります…苦笑。

独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。

藤本真歩先生

「丸つけ→解きなおし→完璧になるまで演習」の王道が一番の勉強だと信じています。問題を解いて丸つけするまではあくまでも「わかる」と「わからない」を仕分けただけ。そこからいかにして「わからない」をつぶしていくかが大切です。だから宿題の丸つけをしてこないのは論外(笑)!あと、わからない用語などを小さめのノートにメモして試験前にそれだけを見返せばよいという「自分だけの参考書」をつくりました。受験のお守りになりました。

受験勉強において影響を受けた言葉はありますか。

藤本真歩先生

高2の倫政の授業中、先生に「勉強だけが人生じゃない、その通りだ、じゃあお前たちに勉強以外に何がある?」と聞かれ何も言い返せないとき、「やりもしないで人生の限界を決めるな、ギリギリまで志望校は下げるな!」と言われました。それから何事もできる限り取り組もうと、今でも自分の行動の指針になっています。志望校を落とさなかったことも直前の伸びにつながりました。

駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。

藤本真歩先生

これか成績が伸びず悩んだり迷ったりすることもあると思うけど、努力の方向さえ間違えずに勉強を続ければ必ず実を結ぶはず。未来を変えられるのも最後に信じられるのも自分しかいないので、未来の自分が後悔せず胸を張って生きていけるよう今頑張ってほしいです!努力の方向が分からなくなった時は、先生方など誰かに相談してくださいね。

具体的なアドバイスありがとうございました。

講師からのアドバイス
『夏休みの学習について』

小学生のキミへ

円山公園前校講師
札幌医科大学医学部 / 浅野 駿

小学生のみなさん、いよいよ夏休みがやってきます。長い休みを利用して旅行やお出かけなどの計画を立てている人もいるのではないでしょうか。せっかくのお休みですので思いっきり楽しみましょう。

そして、勉強も思いっきり楽しみましょう。学校や塾の宿題を1日に1時間でよいので毎日取り組みましょう。どうすれば毎日ちゃんと勉強ができると思いますか。大切なことは実現可能な計画を立てることです。例えば毎朝6時に起きて、朝ごはんまでの時間に勉強するって決めておくことなどです。夏休みの最初にどの科目の勉強をいつやるか決めておくとよいでしょう。また、家で集中して勉強できない人は塾に自習に来るのもよいと思います。長い休みだからこそ勉強するかどうかで差がつきますよ。

最後に、中学受験生のみなさんへ一言。夏は受験の天王山です。夏にどの科目を重点的に勉強するべきか自分で考えて、そして先生に相談してコツコツ苦手分野を克服していきましょう。

中学1・2年生のキミへ

月寒中央校講師
北海道大学経済学部 / 林 貫人

今年も待ちに待った夏休みがやってきましたね。そんなワクワクに満ちた皆さんに僕から一つお願いがあります。今年の夏休みは、休みが終わる日に「遊びにも勉強にも全力で取り組んだ夏休みだった」と振り返れるようなものにして欲しいです。

新学期が始まって「遊びばっかりで勉強できなくて授業にあんまりついていけないや。」では恥ずかしいしカッコ悪いですよね。かといって勉強しないといけないと思ってダラダラ机に向かってなんとなく勉強するのは夏休みの無駄遣いだと思います。勉強面では計画を立てて課題を終わらせて、自主的な学習にも取り組めるようにしましょう。また、夏休みはひとりでも、友達や家族とでも、いろいろなことで楽しくなれる絶好の機会でもあります。勉強するときと遊ぶときをしっかり分け、メリハリを持って楽しみましょう。

勉強と遊びだけでなく、部活やイベントもありみなさん忙しいとは思いますが、それも含めて全てに全力で取り組める人が素敵だと僕は思います。全力を出して、全力で休んで新学期に備えることのできる夏休みにしましょう。言ったからには僕も頑張るので一緒に頑張りましょう!

中学3年生のキミへ

平岡校講師
北海学園大学経済学部 / 西田 朋香

だんだんと暑くなってきましたね。夏休みの計画は立てていますか?今回は、私が中3の夏にやっていてよかったこと、やっておけばよかったということをお伝えします。

やっていてよかったことは自分の苦手なところの総確認です。夏から秋にかけて苦手を潰し、冬でまとめという流れで進めていくためにも苦手なところと向き合うことは欠かせません。特に注視して欲しいのはケアレスミスなどの細かい部分です。このミスの対処に慣れていないとテストでも実力を活かし切るのは難しいです。対処の仕方を夏休みで練り、練習していきましょう。

後悔しているのは生活リズムの整え方です。講習がある時は早く起き、ない時は少し遅く…なんてことも正直ありました。夏休みは自分での時間の管理が主となります。決まった時間に起き、決まった時間に勉強をするというルーティンをつけて実りのある勉強を進めていってください。素晴らしい夏休みとなるよう、心から応援しています。

高校1・2年生のキミへ

新札幌校講師
北海道大学工学部 /重田 大翔

高1生のみなさんへ。勉強、部活ともに中学時代に比べ、忙しくなりましたね。今の時期は勉強習慣を確立させましょう。どの科目にも言えますが、基礎は非常に大切です。たった1時間でもよいので毎日机に向かい学習するという習慣を今のうちにつけておきましょう。

高2生のみなさんへ。月日が過ぎるのは早いもので、高校生活も残すところ約半分に近づいてきましたね。勉強面ではこの先、さらに早い進度で難しい内容を扱っていくことになります。そのため、夏にかけては、以前習った単元で不安がある箇所の復習を行いましょう。苦手単元の克服が来年の今頃、自分を助けてくれるはずです。

最後に、積極的に自習に来ましょう。そして、先生方にたくさん質問してみましょう。勉強面での質問や不安点はもちろん、進路や日常の些細なことでも構いません。私たちがサポートします。

みなさんがより良い高校生活を送れることを願っています。

高3受験生のキミへ

北大前本部校講師
北海道大学水産学部 / 田中 勇佑

高校3年生の皆さん、夏休みが近づいてきました。夏休みは成績がぐんと伸びる非常に大事な時期です。逆に言えば、サボってしまうとライバルと一気に差が開いてしまいます。この期間を有効に活用するために、私からアドバイスがあります。

まず、目標を立てて学習してほしいということです。この教科を強化する、この参考書を終わらせるなど、どんなことでも構いません。具体的な目標を設定し、それに向かって計画的に勉強することで、学習の質を高め、成長を感じることができます。

また、高3の夏休みは基礎固めの絶好のチャンスです。基礎がしっかりしていれば、過去問演習にうまく入ることができます。特に苦手科目は、基礎からしっかりと復習しましょう。

最後に、体調に気を付けてこの夏休みを有意義に過ごしてください。皆さんの努力が実を結ぶことを願っています!

講師からのメッセージ

2023 受験号

先生インタビュー
『わたしの受験体験記』

中山遼平先生

中山なかやま 遼平りょうへい 先生
/ 北大前本部校所属

北海道大学工学部
札幌南高校卒(北海道)

最近刺激を受けたことは旅行で行った東京とのこと。どこまでも続く街並み、人・人・人の波。「すっかりお上りさんでした(笑)。」

これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。

中山遼平先生

高校受験では部活(吹奏楽部)の引退が中3の10月ごろだったので受験準備にかける時間が少なかったことです。その分短時間でも集中して勉強したことや塾(駿台)では苦手な国語に絞って対策をしたことなど計画的に勉強することで何とか乗り越えたという感じでした。

独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。

中山遼平先生

どの科目でも前日にできなかった問題を次の日に繰り返し解いてから次へ進むといったサイクルで問題集などをこなしました。他には英単語は書きながら覚える、メモなどに「間違えリスト」をつくる。また常に普段の学校での授業を無駄にしないよう心がけました。集中して聞くのはもちろん、今日の勉強は単元全体のどの部分なのかといった全体から落とし込んでその日の授業を理解するよう意識し、授業後は必ず授業内容の振り返りをしました。30秒でも振り返るだけで効果がありました。とにかく日々の授業を無駄にすることはもったいないことだと思います。

勉強以外のことでも受験勉強に役立ったと思うことはありますか。

中山遼平先生

小学3年生から始めて高校卒業まで続けた吹奏楽です。パートはずっとチューバでした(笑)。数十人集まっての合奏練習ではとにかく練習時間が長いのですが、それでも集中力を切らさず取り組み、全体を見ながら行動する。そして毎日練習の繰り返し。まさに『継続は力』でした。

駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。

中山遼平先生

入試が目前に迫ってきて焦る気持ちがあると思いますが、まずは生活のリズムを崩さないこと、特に睡眠時間を削らないこと。毎日勉強すること。詰まったときは周りの友達や先生に話しを聞いてもらうなどして気分転換を図ろう。行きたい学校とそこでやりたいことがあると思うので、その思いを忘れずに勉強してもらいたいです。応援しています!

具体的なアドバイスありがとうございました。

講師からのアドバイス
『冬休みの学習について』

小学生のキミへ

円山公園前校講師
北海道大学法学部 / 黒川 史暉

いよいよ冬休みがやってきます。クリスマスやお正月など楽しい行事がありますが、楽しむためには体調管理がとても大切です。外出後の手洗い・うがいはもちろんのこと、寒気を感じたら上着をしっかりと着て、風邪を引かないように心がけましょうね。

そして勉強も忘れてはいけません。学校の宿題や塾の勉強は毎日少しずつ取り組んでいくことで、普段の自分の勉強の調子を崩さずに冬休みを過ごせることでしょう。宿題を休みの最終日に慌てて全部することはないようにしてくださいね!

最後に受験生の皆さんに、中学受験を乗り越えた先輩としてのエールを贈ります。入試の日が近づいてきており、緊張をしながら毎日を過ごしていると思います。でもその緊張は悪いことではなく、期待の裏返しです。頑張ってきたからこそ緊張をするのです。どうぞ努力を続けて入試の最終日まで駆け抜けてくださいね。幸あれ!

中学1・2年生のキミへ

月寒中央校講師
北海道大学総合理系 / 岩崎 尊

中学1・2年生の皆さん、もうじき冬休みが始まります。冬休みはリフレッシュと学習の両方を楽しむ大切な時間です。充実した冬休みを過ごすために、目標をもって学習してほしいと思います。

皆さんは冬休み明けには定期テスト、その先には進級を控えているでしょう。冬休みにはテスト対策や苦手分野の克服など、何か目標をもって臨んでほしいと思います。目標を持つと、それを達成するために具体的な計画ができるかと思います。冬休みには勉強をすることのできる時間が限られていますので、少しずつ積み重ねていくことがとても大事です。1日に3時間だったとしても、20日間行うと60時間と相当な量になります。コツコツ勉強をして最終日に目標を達成できるようにしましょう。

充実した冬休みを過ごして、万全な状態で新学期を迎えられるようにしましょう。

中学3年生のキミへ

平岡校講師
北海道大学文学部 / 小島 隆之助

もうすぐ冬休みですね。受験への不安が募る時期だと思います。やるべきことが多すぎて、何から手をつけて良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

私から一つアドバイスできることがあります。それは目の前の勉強を全力でやり切ることです。解いた問題は徹底的に復習して、受験本番でも解けるような状態にしましょう。

「この問題、見たことあるのに解けない」というのは大変悔しいと思います。「今解いている問題が受験本番で出る!」という意識を持って勉強しましょう。

嘘みたいな話ですが、私は1週間前に解いた古文の問題と全く同じ文章が受験本番で出た経験があります。そしてその問題を10分足らずで解ききり、満点を取ることができました。

「人事を尽くして天命を待つ」

最後まで自分を信じて、努力を尽くした人を神様は見てくれるはずです。残り短い期間、後悔のない日々を過ごしましょう。

高校1・2年生のキミへ

新札幌校講師
北海道大学医学部 / 青柳 佑亮

高1生のみなさんへ。この冬はこれまで学習した範囲を復習しましょう。これからはさらに忙しくなります。英数ともに冬までに学習した内容を腰を据えて勉強し直す機会は多くはありません。ここで必ず不明点をなくしておきましょう。勉強に疲れたら自分の将来のやりたいことについても考えてみましょう。モチベーションが上がるはずです。

高2生のみなさんへ。1年後は共通テストです。目標が定まってきた頃だと思います。目標に向けまずは基礎的な力をつけましょう。半年後に焦っても遅れはなかなか取り戻せません。基本的な問題の解き方や考え方を復習する時間にしましょう。

最後に、駿台を上手に使いましょう。たくさん自習に来てわからないことや不安な部分があれば質問をしてください。理解してもらえるよう、必ずサポートします。

みなさんがそれぞれの目標を叶えることができるよう、応援しています。

高3受験生のキミへ

北大前本部校講師
北海道大学大学院理学院 / 山根 斗和

高3生の皆さん、だんだんと受験が近づいて来ましたね。もう過去問演習には入りましたか。難関大学の受験を考えている人はオープン模試の受験はしましたか。夏休みが終わり、応用問題への演習をしていると思いますが、基礎固めが終わった皆さんはこれまでと解説や模範解答の見え方が変わっていると思います。苦しい夏休みを乗り越え、精神的にも学力的にも伸びを実感できはじめるのが今頃です。模擬試験などで浪人生との力の差を感じているかもしれませんが、現役生はこれからが本番なので自分を信じて頑張りましょう。

そして、皆さんはこの時期にやっておかなければならないことがあります。それは、志望校の出願時期の確認です。一部の大学では共通テスト前に出願が締め切られることがあります。出願する大学を考える際には必ず確認しておきましょう。

皆さんの秋が本番での活躍に繋がることを期待しています。

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