先生インタビュー
『わたしの受験体験記』
相良 広太郎 先生
/ 平岡校所属
北海道大学総合教育学部
趣味は音楽とのこと。現在も大学でバンド活動に参加し、パートはキーボード。「音楽は辛いときや上手くいかないときの心の支えになっています」。学業に音楽活動に塾講師の仕事と充実した毎日を送られているようにお見受けします。
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これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。
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中学生のときは部活(吹奏楽部)中心の生活でしたので時間管理が難しく、日常生活と受験勉強のバランスをとるのに苦労しました。ただそのおかげで今でも一日のスケジュールを細かく立て優先順位を明確にして行動するようになりました。
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高校受験では志望校を変更されたそうですね。
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当初の志望校は(札幌)南高でしたが、1月の願書提出間際に(札幌)西高に替えました。精一杯努力した上での決断でしたので前向きにとらえています。
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苦手科目はありましたか。
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高校受験の際には、数学の点数が伸び悩みました。けど得意だった理科や社会の勉強の間の休憩時間に数学の問題に触れるようにするなど細かく取り組むようにしたら、だんだん良い結果が出るようになりました。
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「休憩時間」ではなくなりますね。
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確かにそうですね(笑)。勉強中に休憩するという意識があまりないのかもしれません。ただよく息抜きはしました。ピアノを弾くのが好きなので、受験のプレッシャーが高まったときなどはずっと弾いたりして心の安定を保ちました。あとしっかり睡眠をとることを心がけました。翌日に疲れを持ち越さないことを意識しました。
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独自の勉強方法で効果のあったものはありますか。
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まとめノートづくりです。単にノートにまとめるのではなくオリジナルの問題集を作成したりしました。授業を受けていない人が見ても理解できるレベルを目標にしましたので、時間と手間をかけた分、勉強の理解が深まるのを実感できました。
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受験勉強において影響を受けた言葉などはありますか。
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高校の先生の「一生懸命がんばれば、たとえ望まないものであったとしても一番良い未来をつかむことができる」という言葉です。
目指しているものに届かないとわかっていても、それでも最後まで努力した先には一番良い未来が待っていると信じられるようになりました。今でもやりたいことがあったら簡単にはあきらめたくないし、生徒の皆さんにも何事もすぐにはあきらめてほしくないと思っています。 -
将来の夢は何ですか。
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教育の分野で働きたいと思っています。勉強をより楽しいものだと感じてもらいたいです。特に勉強が苦手な人が少しの「わかる部分」を徐々に広げて勉強に自信を取り戻すことができる環境づくりをしたいです。
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駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。
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勉強は大変だけど努力は必ず報われると信じてほしいです。結果にかかわらず必ず自分の力になります。あと、これからの時期は模試の成績などがあまり伸びないと焦りを感じるかもしれませんが、小さな進歩でも自分をほめるようにして前向きに取り組んでほしいです。
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熱のこもったアドバイスありがとうございました。
先生インタビュー
『わたしの受験体験記』
市村 風花 先生
/ 月寒中央校所属
北海道大学大学院文学院人間科学専攻
室蘭栄高校理数科卒(北海道)
好きな時間の過ごし方はYouTubeでクイズチャンネルを見ながらハンドメイドをすること。「エンタメとしても面白く知識としても勉強になり気づいたら没頭しています」
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これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。
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中学では勉強は得意でしたが高校で挫折。センター試験ひと月前の模試で壊滅的な結果をとり、そこから3週間ほど毎日13時間くらい勉強して…。無事に合格し、あの時の努力があったから今の自分があるけどもう少し早く取り組んでいればという後悔も若干あります…苦笑。
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独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。
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「丸つけ→解きなおし→完璧になるまで演習」の王道が一番の勉強だと信じています。問題を解いて丸つけするまではあくまでも「わかる」と「わからない」を仕分けただけ。そこからいかにして「わからない」をつぶしていくかが大切です。だから宿題の丸つけをしてこないのは論外(笑)!あと、わからない用語などを小さめのノートにメモして試験前にそれだけを見返せばよいという「自分だけの参考書」をつくりました。受験のお守りになりました。
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受験勉強において影響を受けた言葉はありますか。
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高2の倫政の授業中、先生に「勉強だけが人生じゃない、その通りだ、じゃあお前たちに勉強以外に何がある?」と聞かれ何も言い返せないとき、「やりもしないで人生の限界を決めるな、ギリギリまで志望校は下げるな!」と言われました。それから何事もできる限り取り組もうと、今でも自分の行動の指針になっています。志望校を落とさなかったことも直前の伸びにつながりました。
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駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。
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これか成績が伸びず悩んだり迷ったりすることもあると思うけど、努力の方向さえ間違えずに勉強を続ければ必ず実を結ぶはず。未来を変えられるのも最後に信じられるのも自分しかいないので、未来の自分が後悔せず胸を張って生きていけるよう今頑張ってほしいです!努力の方向が分からなくなった時は、先生方など誰かに相談してくださいね。
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具体的なアドバイスありがとうございました。
先生インタビュー
『わたしの受験体験記』
中山 遼平 先生
/ 北大前本部校所属
北海道大学工学部
札幌南高校卒(北海道)
最近刺激を受けたことは旅行で行った東京とのこと。どこまでも続く街並み、人・人・人の波。「すっかりお上りさんでした(笑)。」
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これまでの受験勉強で苦労したことはどんなことですか。
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高校受験では部活(吹奏楽部)の引退が中3の10月ごろだったので受験準備にかける時間が少なかったことです。その分短時間でも集中して勉強したことや塾(駿台)では苦手な国語に絞って対策をしたことなど計画的に勉強することで何とか乗り越えたという感じでした。
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独自の勉強方法で効果のあったことは何ですか。
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どの科目でも前日にできなかった問題を次の日に繰り返し解いてから次へ進むといったサイクルで問題集などをこなしました。他には英単語は書きながら覚える、メモなどに「間違えリスト」をつくる。また常に普段の学校での授業を無駄にしないよう心がけました。集中して聞くのはもちろん、今日の勉強は単元全体のどの部分なのかといった全体から落とし込んでその日の授業を理解するよう意識し、授業後は必ず授業内容の振り返りをしました。30秒でも振り返るだけで効果がありました。とにかく日々の授業を無駄にすることはもったいないことだと思います。
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勉強以外のことでも受験勉強に役立ったと思うことはありますか。
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小学3年生から始めて高校卒業まで続けた吹奏楽です。パートはずっとチューバでした(笑)。数十人集まっての合奏練習ではとにかく練習時間が長いのですが、それでも集中力を切らさず取り組み、全体を見ながら行動する。そして毎日練習の繰り返し。まさに『継続は力』でした。
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駿台生に受験に向けたメッセージをお願いします。
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入試が目前に迫ってきて焦る気持ちがあると思いますが、まずは生活のリズムを崩さないこと、特に睡眠時間を削らないこと。毎日勉強すること。詰まったときは周りの友達や先生に話しを聞いてもらうなどして気分転換を図ろう。行きたい学校とそこでやりたいことがあると思うので、その思いを忘れずに勉強してもらいたいです。応援しています!
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具体的なアドバイスありがとうございました。